熊本で発生した地震をきっかけに、専門家から「警固断層(南東部)の割れ残りリスク」が指摘され、福岡での地震への関心が高まっています。
「警固断層って具体的に福岡のどこを通っているの?」「自分の家や職場は安全?」と不安に思っている方へ向けて、警固断層が通過する具体的な場所・町名や被害想定、今すぐできる備えを分かりやすくまとめました。
1. 警固断層(けごだんそう)はどこを通っている?具体的な場所と住所一覧
【わかりやすく解説】警固断層の「割れ残り」の意味とは?
ニュースなどでよく耳にする「割れ残り(われのこり)」とは、簡単に言うと「活断層の一部だけが動いて地震を起こし、残りの部分が割れずに溜まったエネルギーを抱えたまま残っている状態」のことです。
💡 チョコバーや板でイメージすると簡単!
1本の長い板を両端から力をかけて曲げたとき、「半分だけパキッと割れて、残りの半分はひびが入った状態でギリギリ繋がっている」ところを想像してみてください。
- すでに割れた部分(北西部):2005年の福岡県西方沖地震で動いた海側の断層
- 割れ残った部分(南東部):まだ動いていない福岡市中心部〜筑紫野市の陸側の断層
結論:半分が割れたことで、割れていない「残りの半分(陸側)」にすべての負担がかかり、次に大きな地震を起こす危険性がより高まっている状態を指します。
専門家が「明日起きてもおかしくない」と警告しているのは、この割れ残った南東部に限界近くまで力が溜まっていると考えられているためです。
警固断層帯のうち、今後大きな地震を起こす危険性が特に懸念されているのが、陸側に位置する「南東部」です。
| 市区町村 | 主な通過エリア・沿線地域 |
|---|---|
| 福岡市中央区 | 長浜、赤坂、警固、薬院 など |
| 福岡市南区 | 平尾、高宮、大橋 など(西鉄天神大牟田線沿い) |
| 福岡市博多区 | 博多駅西側(祇園、中洲周辺など) |
| 春日市・大野城市・筑紫野市 | 市内を南東方向へ縦断 |
「割れ残り」とされる南東部(陸側)のリスクとは?

2005年の「福岡県西方沖地震」では玄界灘沖(北西部)が動きましたが、その陸側にあたる福岡市中心部から筑紫野市に至る南東部(約27km)はまだ動いておらず、「割れ残り」として蓄積されたエネルギーが危険視されています。
2. 警固断層で地震が起きた場合の最大震度と被害想定
警固断層帯(全体または南東部)が動いた場合、福岡都市部を中心に甚大な被害が想定されています。
【警固断層帯地震の最新被害想定】
- 最大震度:震度7(福岡市中央区・南区、春日市、大野城市など)
- 30年以内の発生確率:最大6%(Sランク・日本トップクラスの危険度)
- 想定死者数:約1,800人(関連死を含めると最大2,600人)
- 全壊・全焼棟数:約3万6,000棟
3. 【今すぐできる】警固断層地震に備える3つの防災対策
「明日起きてもおかしくない」とされる直下型地震から身を守るため、今すぐ確認・準備できるポイントを整理しました。
福岡市や各自治体が公開している「地震ハザードマップ」で、自宅・職場の揺れやすさや液状化リスクを確認しましょう。家族で避難場所と連絡手段を共有しておくことが重要です。
屋内での負傷原因の多くは家具の転倒やガラスの飛散です。寝室には背の高い家具を置かない、突っ張り棒やL字金具で固定するなどの対策を行いましょう。
電気・水道などのインフラ停止に備え、最低3日分(推奨7日分)の飲料水・食料・簡易トイレを確保しておきましょう。
まとめ:日頃の備えでリスクを最小限に
- 警固断層帯南東部は福岡市中心部(中央区・南区等)の真下を通る活断層
- 今後30年以内の発生確率は「Sランク(最大6%)」で最大震度7の恐れ
- ハザードマップの確認と家具固定・備蓄の再点検を今すぐ実施!
地震を止めることはできませんが、事前の備えで被害を大きく減らすことができます。ぜひご家族で防災について話し合ってみてください。

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